FScの歩み(3)

「muZz」

muZz

2004年1月、以前から構想を温めていた長編作品「muZz」#1をWEBで発表する。

コミケ参加

muZz #1

2004年2月、国際交流基金の招きにより「アジアinコミック2004 アジア女流マンガの世界」というイベント参加のため来日。日本のマンガ関係者との交流が始まり、「muZz」日本語版を同人誌として刊行する運びになる。余談だが、彼女の初来日は20歳のころ、語学学校のプログラムによるものだったらしい。冬の札幌でホームスティしたり、京都と大阪へ行ったりしたそうだ。

同年3月、「muZz」#2(WEB)を発表。同年4月、「Nightmares & Fairy Tales」の1~6話がTPB(単行本)「Once Upon a Time...」(SLG)にまとまる。このころから、彼女の名前が日本でも聞こえるようになってくる。同年6月、描きためたスケッチをまとめた「De Sketchitoes」(Neko Press)を発表する。

同年7月、San Diego Comic-Conに3度目の参加。このとき彼女は重要な決心を固めていた。自分のオリジナル作品の制作に専念するため、2005年3月の#12を最後に、「Nightmares & Fairy Tales」を降板することにしたのだ。

同年8月、日本語版「muZz」#1(同人誌)刊行に合わせて再来日。念願のコミケ初参加を果たす。同年12月、「muZz」#3(WEB)を発表。そのあとこの年3度目の来日を果たし、コミケにおいて日本語版「muZz」#2(同人誌)を刊行する。

2004年の活動
1月
「muZz」#1(WEB)
2月
来日。国際交流基金主催「アジアinコミック2004 アジア女流マンガの世界」参加。
3月
「muZz」#2(WEB)
「Nightmares & Fairy Tales」#8(SLG)
4月
「Nightmares & Fairy Tales: Once Upon a Time...」(単行本第1巻 #1~6を収録 SLG)
6月
「Nightmares & Fairy Tales」#9(SLG)
雑誌「季刊エス」(飛鳥新社)に紹介記事掲載。
7月
渡米。San Diego Comic-Con参加。
8月
来日。コミックマーケット参加。
日本語版「muZz」#1(同人誌)
まんがの森本店で原画展開催。
9月
「Nightmares & Fairy Tales」#10(SLG)
雑誌「季刊エス」(飛鳥新社)にインタビュー掲載。
12月
来日。コミックマーケット参加。
日本語版「muZz」#2(同人誌)
「Nightmares & Fairy Tales」#11(SLG)
雑誌「季刊エス」(飛鳥新社)にインタビュー掲載。

傑作「thwart thus」

2005年はFScにとって充実した年だった。この年には「muZz」#4、「per skin par soul」、「thwart thus」の3本のオリジナルが発表され、「Nightmares & Fairy Tales」の単行本第2巻と日本語版「muZz」#3、4が刊行された。なかでも「thwart thus」は彼女の傑作のひとつだ。

2005年の活動
3月
「per skin par soul」(Neko Press)
「Nightmares & Fairy Tales」#12(SLG)
4月
「muZz」#4(WEB)
7月
渡米。San Diego Comic-Con参加。
「Nightmares & Fairy Tales: Beautiful Beasts」(単行本第2巻 #7~12を収録 SLG)
8月
来日。コミックマーケット参加。
日本語版「muZz」#3(同人誌)
まんがの森本店で原画展開催。
9月
雑誌「季刊エス」(飛鳥新社)にインタビュー掲載。
12月
来日。コミックマーケット参加。
日本語版「muZz」#4(同人誌)
「thwart thus」(Neko Press)
雑誌「季刊エス」(飛鳥新社)にインタビュー掲載。
まんがの森本店で原画展開催。