FScの歩み(2)
アメリカデビュー
1999年ごろ、作品見本を大好きなJhonen Vasquezがいる出版社、Slave Labor Graphics(SLG)に送付する。しばらくは何の音沙汰もなかったが、1年ほどの月日が流れた2000年、同社のオーナー、Dan Vadeより1通のメールが彼女の元へ届く。“「GroomCookie」のSerena Valentinoが新作を準備している。そのアートを担当する気はないか”と……。

ちょうど同じころ、新興インディーカンパニーNeko Pressのオーナー、Billy Martinezが知人を通じて彼女のWEBサイトの存在を知る。1年ほどのやりとりをへて、2001年7月、「The Art of Foo Swee Chin: Consicous」(Neko Press)が完成。アメリカデビューを果たす。このとき、アメコミの祭典、San Diego Comic-Conに参加。以後、2003年を除いて毎年恒例となる。
- 7月
- 「The Art of Foo Swee Chin: Consicous」(Neko Press)
- 渡米。San Diego Comic-Con参加。
「Nightmares & Fairy Tales」

2002年5月、いよいよSerena Valentinoとの共作「Nightmares & Fairy Tales」(SLG)が世に送り出される。この作品により、彼女の名前は少しずつ知られ始めていく。同年11月、オリジナル第2作「A Lost Stock of Children」(Neko Press)が刊行される。
- 5月
- 「Nightmares & Fairy Tales」#1(SLG)
- 7月
- 渡米。San Diego Comic-Con参加。
- 8月
- 「Nightmares & Fairy Tales」#2(SLG)
- 11月
- 「A Lost Stock of Children」(Neko Press)
- 「Nightmares & Fairy Tales」#3(SLG)
創作活動に専念

2003年、それまでの勤めを辞め、アーティスト活動に専念するようになる。その結果、この年には「Zeet」(SLG)、「Chimney 25」(同)、「Mince」(Neko Press)の3作のオリジナルが刊行された。「Nightmares & Fairy Tales」も好調で、傑作として名高い「白雪姫」(#4)、「グウェンの物語」(#5)が生まれている。認知度も徐々に高まり、3つのWEBサイトと雑誌「Newtype Magazine USA」にインタビューが掲載された。そのほか、Webサイト「ign.com」の未完に終わったゲーム開発にキャラクターデザイナーとして参加している。
- 1月
- 「Nightmares & Fairy Tales」#4(SLG)
- 5月
- このころWebサイト「ign.com」(米国)のゲーム開発に関わる。
- 6月
- 「Zeet」(SLG)
- 「Nightmares & Fairy Tales」#5(SLG)
- 8月
- Webサイト「The Straits Times」(シンガポール)にインタビュー掲載。
- 9月
- 「Nightmares & Fairy Tales」#6(SLG)
- Webサイト「Jazma Online」(米国)にインタビュー掲載。
- 12月
- 「Chimney 25」(SLG)
- 「Mince」(Neko Press)
- 「Nightmares & Fairy Tales」#7(SLG)
- 雑誌「Newtype USA」(米国)2004年1月号にインタビュー掲載。
- Webサイト「Sequential Tart」(米国)にインタビュー掲載。