「mince」
作品紹介
- Neko Press
- 2003年12月17日
- FScWasteland

いつも想像上の友人とともにいる、ひとりの少年。自分は無価値であると思えてならない彼は、友人たちの助けを借り、自傷行為を繰り返すのだった…。
自傷行為は自殺とはまったく異なる、むしろ自分の生を確認するための行為だというが、彼の周囲の人々はそれをまったく理解しようとせず、“死にぞこない”とののしりさえする。少年の苦しみもさることながら、この救いのない構図がいたいたしい。投身自殺未遂の前に少年がもらすひとことは、FScの作品に共通するキーワードだろう。
最後の場面をどう解釈するかによって、物語の後半の読み方がまったく異なることでも知られている。
現在はTPB「héofigendlic loðrung」にも収録されている。
翻訳:page 01~05
page 02
イマジナリー・フレンド(以下、友達)A
Is it time again?
またかい?
友達B
Sure looks like so.
そうみたいだね
友達A
Alright Kiddo, pick a card.
よしよし。カードを1枚引いて
page 03
友達A
Sleeping pills? Again? ...We had those thrice.
また睡眠薬? これで3度目だよ
友達B
Boring.
つまんないの
友達A
Darn you.
最低
友達B
Oh well- nevermind. Let's try again.
まあ、気を取り直して。もう1回
友達B
OOYHEY!! Snap out!
おい! しゃきっとしろ!
page 04
友達B
hmmm- That's a familiar looking blade.
かみそりか。変り映えしないな
友達B
see
ほら
友達A
poof
あ~あ
友達B
Graa- This is though! I give up.
めんどくさ。どうでもいいや。
母
Hellllo- Up there! Dinner's ready...
夕ご飯よ。降りていらっしゃい…
友達A
Wooo- Alright! About time too! I'm famished!
は~い。ちょうどお腹ぺこぺこだったんだ!
page 05
友達B
Let's go.
行こう
友達A
Heh
へっ